こんにちは、Dr.Kです。
緊急事態宣言が発せられましたが、
現在では全国に対象が拡大しています。
そしてCOVID-19/SARS-CoV-2について
様々な新情報が、メディアやネットにも
続々と出てきていますね。
◇情報に振り回されず自分で考えて行動する
実践できていますか?
新しい情報は日々出て来る
日々新たな情報が出てくる状況なので、
専門家ですら・・・
今までの常識とは異なる新事実が出てきて
認識を改める日々です。
このような状況で、
何が正しい情報なのかを見極めることは
なかなか難しいとは思いますが、
このような状況だからこそ、
しっかり目を開き、冷静に判断しましょう。
PCR検査数をもっと増やすべき?
PCR検査の人数を大幅に増加する必要がある、
とも言われていますが、
DNAを増幅するPCRならまだしも、
繊細で壊れやすいRNAを逆転写して
増幅させるRT-PCRはかなり難易度が高く、
検査結果も技師のスキルや経験により
大きく変わってくる様な検査です。
確実に精度を維持して行える検査技師は、
日本全国で50名ほどしかいないと言います。
ですから検査数をいかに増やしたところで、
精度の低い検査を闇雲に行うことになるだけ。
それでも検査数は増やすべきなのか?
あなたはどう思いますか?
入院が不要な軽症者は、
陽性でも陰性でもやることは変わりませんが
重症者の検査結果が陽性となれば、
病院の対応は大きく変わります。
やはり精度の高い検査は
「対応が大きく変わる人達を対象にする」
わたしはこちらの方法がよいと思います。
軽症者は基本的に自宅やホテルなどで隔離し
自然軽快を待つことしか出来ません。
そして普通の風邪やインフルエンザでも
実は基本的に同じことが大切だと言えます。
人に移さない様にして安静にする
これが実践するべき大切なこと。
コロナウィルスは恐い病気です
新型コロナウイルスの場合、
軽症に見える人が時間単位、日単位で
急激に悪化して呼吸機能不全で亡くなる。
とても恐ろしい病気です。
ですからまず感染を防ぐためには、
このことを強く意識して行動すべきです。
常に触れる場所に存在する。
とは言え、妙に息苦しいなど・・・
普段と違う症状が出た場合には我慢せず、
速やかに保健所や病院へ連絡し相談をする。
これもとても大切なことです。
この先どうなるのか?
さて「この先どうなるのか?」についても、
下記のような様々な情報が出てきています。
人口の7割が感染し免疫を獲得すれば
収束に向かう
自然にその様な状態になるには
かなり時間がかかり犠牲者も出る
ワクチンが臨床利用可能となるまでには
早くて1-2年、本格的な終息はそれ以降。
こういった情報を目の前にしても、
未来のことは予測不可能ではあります。
予測不可能ではありますが、
然しながらかなりの確率で・・・。
5月6日で自粛要請が解除されて
しかもいきなり!?コロナ発生前と
同様の生活が出来るようになる♬
といった状況にはなり得ないでしょう。
ではこの先?どれ程の間?どれだけの期間?
この様な生活が続くのか。。。
その答えは誰にも分かりません。専門家でさえ
数理モデルを用いた推測しか出来ません。
コロナの存在を前提として備える
ですから、まだまだ暫くは、
新型コロナの存在を前提とした生活や
経済を考えることが大切になります。
適応できなかった事業者は
事業存続の危機に晒され、
適応できなかった個人は、
生命の危機に晒されることになる・・・。
自分の知り合いの個人で、
飲食店や食材の生産をしている人達は、
もがきながらも何とか、
環境の変化に対応しようとしています。
あなたも是非、今からすぐ!
「コロナ後の世界」に適応出来るように
工夫と努力をしてみて下さい。
少しでも、そして一日でも早く、今までの
平穏な日常が戻ることを祈っています。
変えていきます。出来ることから1つずつ
やっていきましょう。