PCR検査よりも自己管理の徹底を

PCR検査よりも自己管理の徹底をコロナ対策

こんにちは、Dr.Kです。

緊急事態宣言が発せられましたが、
現在では全国に対象が拡大しています。

そしてCOVID-19/SARS-CoV-2について
様々な新情報が、メディアやネットにも
続々と出てきていますね。

新しい情報は日々出て来る

日々新たな情報が出てくる状況なので、
専門家ですら・・・
今までの常識とは異なる新事実が出てきて
認識を改める日々です。

このような状況で、
何が正しい情報なのかを見極めることは
なかなか難しいとは思いますが、

このような状況だからこそ、
しっかり目を開き、冷静に判断しましょう。

PCR検査数をもっと増やすべき?

PCR検査の人数を大幅に増加する必要がある、
とも言われていますが、

DNAを増幅するPCRならまだしも、
繊細で壊れやすいRNAを逆転写して
増幅させるRT-PCRはかなり難易度が高く、
検査結果も技師のスキルや経験により
大きく変わってくる様な検査
です。

確実に精度を維持して行える検査技師は、
日本全国で50名ほどしかいないと言います。

ですから検査数をいかに増やしたところで、
精度の低い検査を闇雲に行うことになるだけ。

それでも検査数は増やすべきなのか?
あなたはどう思いますか?

入院が不要な軽症者は、
陽性でも陰性でもやることは変わりませんが

重症者の検査結果が陽性となれば、
病院の対応は大きく変わります。

やはり精度の高い検査は
「対応が大きく変わる人達を対象にする」
わたしはこちらの方法がよいと思います。

軽症者は基本的に自宅やホテルなどで隔離し
自然軽快を待つことしか出来ません。

そして普通の風邪やインフルエンザでも
実は基本的に同じことが大切だと言えます。

人に移さない様にして安静にする

これが実践するべき大切なこと。

コロナウィルスは恐い病気です

新型コロナウイルスの場合、
軽症に見える人が時間単位、日単位で
急激に悪化して呼吸機能不全で亡くなる。

とても恐ろしい病気です。

ですからまず感染を防ぐためには、
このことを強く意識して行動すべきです。

SARS-CoV-2は生活圏内に存在し、
常に触れる場所に存在する。

とは言え、妙に息苦しいなど・・・
普段と違う症状が出た場合には我慢せず、
速やかに保健所や病院へ連絡し相談をする。

これもとても大切なことです。

この先どうなるのか?

さて「この先どうなるのか?」についても、
下記のような様々な情報が出てきています。

人口の7割が感染し免疫を獲得すれば
 収束に向かう

自然にその様な状態になるには
 かなり時間がかかり犠牲者も出る

ワクチンが臨床利用可能となるまでには
 早くて1-2年、本格的な終息はそれ以降。

こういった情報を目の前にしても、
未来のことは予測不可能ではあります。
予測不可能ではありますが、
然しながらかなりの確率で・・・。

5月6日で自粛要請が解除されて
しかもいきなり!?コロナ発生前と
同様の生活が出来るようになる♬
といった状況にはなり得ないでしょう。

ではこの先?どれ程の間?どれだけの期間?
この様な生活が続くのか。。。

その答えは誰にも分かりません。専門家でさえ
数理モデルを用いた推測しか出来ません。

コロナの存在を前提として備える

ですから、まだまだ暫くは、
新型コロナの存在を前提とした生活や
経済を考えることが大切になります。

適応できなかった事業者は
事業存続の危機に晒され、

適応できなかった個人は、
生命の危機に晒されることになる・・・。

自分の知り合いの個人で、
飲食店や食材の生産をしている人達は、
もがきながらも何とか、
環境の変化に対応しようとしています。

あなたも是非、今からすぐ!
「コロナ後の世界」に適応出来るように
工夫と努力をしてみて下さい。

少しでも、そして一日でも早く、今までの
平穏な日常が戻ることを祈っています。

日々の小さな一歩があなたをそして世界を
変えていきます。出来ることから1つずつ
やっていきましょう。
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